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COLUMN / コラム

心の丈暮らし

  • 2024.03.31
  • 50代コラム

 

今日まで、『50年+α』という 自分人生を歩んできた。

 

 

そろそろ、「酸いも甘いも噛み分けてきた」と(遠慮がちに)言ってみても許される年齢にさしかかってきたのではないだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

ぼけ~っとした子供時代を経て、

多種多様な感情を、損得なしに爆発させながら、

勉強と部活に没頭したティーンエンジャー時代を駆け抜け、

そして社会人デビュー☆を果たしたのは もう30年も前のこと。

 

 

あの頃 世間は若貴フィーバーで賑わい、その一方で昭和後期 我らのヒーロー、ウルフが涙の引退。

きんさんぎんさんは100歳となり、私を虜にしたスター、フレディとオードリーは本当のお星さまとなった。

 

 

その時代に社会人となった私は、仕事の厳しさに打ちのめされながらも、それでも学生時代のバイトとは違う未知なるワールドとの遭遇に喜々とし、そして何より プライベートでは、バブルが色濃く残る様々な恩恵を有難く享受しながら、キラキラネオンの大都会の夜に熱狂し、オトナの自由を満喫させてもらった。

 

 

 

しかし、自分という生き物をまだ把握しきれていない青さが『酒量を間違う/メイクを間違う/選ぶオトコを間違う』という 笑えるような笑えない様な黒歴史も作っていくことに。。。【※一生封印事項】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数年後、私は旦那さまと出会い、恋をし、結婚・出産へ。

ここで、自由気ままな主人公『自分』の単数人生から、複数形人生へと変わる。

 

 

人生には本当の意味でのオトナになるタイミングがあると思う。

私の大人のはじまりはここ『家族を持つ』だったような気がします。

 

 

 

主婦業や子育ては、時には我慢が必要で、無理をすることも必須で、選択には責任が伴って、守るべきものに自己犠牲は当たり前で。

でも苦労の子育て後半戦は、子供らほぼ反抗的だし(*꒪꒫꒪)

 

そんな未来予想図とはかけ離れた生活を奮闘する羽目となる。

 

 

そして人生とは、予期しない深く悲しい出来事が起こることも知る。

暗闇を抜け出すことが不可能に思えるほどの悲しみに遭おうが、否が応でも明日を生きなくてはいけなく、どんだけ泣こうが待ったなしに日常に追われるし、その日々は若輩な自分と向き合いながら 周りの人にたくさん助けられながら、視野を少しずつ広げていく作業の繰り返しだった。

 

 

一人一人が、それぞれに課せられた自分人生の道程。

 

 

 

 

※でも、子育ての我慢はけっして嫌々ではなくて『私がやりたい我慢』であって、

それはある意味『幸せな我慢』でもあったかも?

そしてこの試練(?)を耐えられた事は、甘え放題で生きてきた私にとっては、結果 自分のチカラを信じられる自信に繋がったかもしれない。(と、今なら言える!)

 

 

 

50歳なりの山あり谷ありの人生を歩んできて、人生経験豊富というには、まだおこがましいけど、

でも半生を振り返ってみると やはり酸いも甘いも沢山あったように感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな時を経て 再び あらゆる選択を自由に選べる身となりました!50代!

 

もう私を縛るものは何もないぞ!50代!

 

 

50歳。今、心の丈暮らしをはじめよう。

 

 

『身の丈暮らし』は『身分相応』という感じなので

今回はそういう事ではなく、

自分というものをだいぶ理解してきた50代の自分が選ぶ

今のわたしが望む暮らし。

 

『心の丈暮らし』は、

自分のテリトリー(自宅)や、パッション(思考)ぐらいは誰に遠慮するでもなく、臆することなく自由に素直に自分の『スキ』で溢れさせてみる。

自然体でいれる、自分らくしいれる、心のありたけ自分の好きな暮らし、という勝手な解釈です(笑)

 

 

ここまでがんばってきたんだもん。ちょっとぐらい贅沢してもいいじゃん(笑)

 

 

 

◎部屋の壁を自分好みのアンティークグリーン色に塗ってみる             

◎コーヒーを淹れる時、手動のコーヒーミルで豆を粉砕するところから始めてみる

◎素足にしっくりくる履き心地の良いオーダーメイドのスリッパを作ってみる           

◎庭にデッキを作り、夏はちゃぶ台、冬はこたつを置いて庭時間を満喫する   

 

 

気になっていたことを一つずつやっていく。

 

やりたかったけど、ちょっとだけ手間がかる、ちょっとだけお金がかかる躊躇していたことをやっていく。

 

この『やってみたかった』の具現化は

自分の世界をもっともっと好きになっていく!

 

 

 

今、オトナの自由を謳歌しよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして自分自身を満たしたあとは、

次は若い世代へどんどん溢れ出た愛をつぎ込んでいく番。

それが出来るのが経験やスキルを積んだ、経済的にも自立しているこの世代からではないかと。

 

それは、私の遥か前をゆく惚れ惚れするようなオトナ女子先輩たちのように。

 

 

 

 

自分のスキを積み重ねながら、

そしてまたステップアップをはかる。

 

 

目指すところはまだまだ遠くにあります。

 

 

 

酸いも甘いも…あと辛いとか、塩味とか苦味とか、、うま味とか!

これから出会う これからの味覚を楽しみたい。

 

そう考えると50歳、まだまだですね~。

 

あっ、でもこの『まだまだ』って言葉よくないですか?

人生の伸びしろ感じません?笑

 

 

 

本日は心の丈暮らしのお話でした。

『50代。まだ見ぬ人生に期待をよせる』

 

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